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2025年1月5日のもじのイチに参加します。新刊は『無名夜行04』を予定。→more
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ものは物語ることなく / 時計と正しさ / 閉じた扉と嵐のような / とある魔女の寛容 / 迷宮のあざらし / ハロウィンの夜 / 王様の言うとおり / 緑の目の怪物 / Xの異界散歩 / つれづれすずめ、海ABOUT
シアワセモノマニアは、ウェブの片隅を漂うアザラシ・青波零也(あおなみ・れいや)が、「幸せな人による幸せな人のための幸せな物語」をモットーに、闇雲に文字を積む空想物語小説サイトです。SF風味のファンタジーを中心に、地に足ついてない話をめいっぱい取り扱っています。
当サイトでは、物語のアーカイブを公開したいと思いつつ永遠の工事中。
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2024年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
『激突!アヒルバトラー EXTRA STAGE』(ダッケスト/卜部卜伝さま)
https://5chika37.booth.pm/items/6298490
やったーーーーアヒルバトラーの本だ!!!!! アヒルバトラーが漫画になってる!!!!!
そしてこう、アヒルバトルって何だよ、ってツッコミを入れる隙間を与えないホビアニ展開が上手すぎる。めちゃくちゃきっちりホビアニをやってて、その文脈をこのページ数にきっちり収めてくるのすごい。
この「相棒」とともに生きていくんだ、というテーマを一貫して貫く感じ、まさしくホビアニとして完璧なんですよね。アヒルバトルで何やってるのか、どういうルールなのか、ほんとは何もわかってないけど、そういうものだな、という謎の納得を押し通せるのすごいぜ……。
あと、アヒルバトルだ!ってなった途端にちゃんとお湯用意してるの、シリアスな文脈なだけに笑っちゃった。そうだよね、アヒルちゃんを使うアヒルバトルは本来的にお風呂でやるものだからね。
そしてマリンちゃんかわいい~~~~!!!! あざらしは卜部さんの描かれるガールが本当に好き(なのでミルフイユちゃんのご本もめっちゃよかったです……ありがとう……)。
いや~~~~めちゃくちゃいいものを見せていただきました。満足度が高い。Ⅹでも全文公開されてるんですが、本の形で手に取れてよかったな……。
なお、そもそもアヒルバトラーって何?って聞かれるとアヒルバトラーですが……ってしか答えられないんですが……。なおあざらしは実際にアヒルバトルを経験はしてないです(アヒルバトラー島行きたかったけどさあ!!!)
正確な経緯は実はあざらしよくわかってないんですが、広義の定期ゲーであるシマナガサレで湧いて出たホビアニ概念であるという認識をしています。何?
とはいえ概念それ自体はオリジナル概念なのでつまりアヒルバトラーの本はコミティアで買える。最高。
#同人誌感想
https://5chika37.booth.pm/items/6298490
やったーーーーアヒルバトラーの本だ!!!!! アヒルバトラーが漫画になってる!!!!!
そしてこう、アヒルバトルって何だよ、ってツッコミを入れる隙間を与えないホビアニ展開が上手すぎる。めちゃくちゃきっちりホビアニをやってて、その文脈をこのページ数にきっちり収めてくるのすごい。
この「相棒」とともに生きていくんだ、というテーマを一貫して貫く感じ、まさしくホビアニとして完璧なんですよね。アヒルバトルで何やってるのか、どういうルールなのか、ほんとは何もわかってないけど、そういうものだな、という謎の納得を押し通せるのすごいぜ……。
あと、アヒルバトルだ!ってなった途端にちゃんとお湯用意してるの、シリアスな文脈なだけに笑っちゃった。そうだよね、アヒルちゃんを使うアヒルバトルは本来的にお風呂でやるものだからね。
そしてマリンちゃんかわいい~~~~!!!! あざらしは卜部さんの描かれるガールが本当に好き(なのでミルフイユちゃんのご本もめっちゃよかったです……ありがとう……)。
いや~~~~めちゃくちゃいいものを見せていただきました。満足度が高い。Ⅹでも全文公開されてるんですが、本の形で手に取れてよかったな……。
なお、そもそもアヒルバトラーって何?って聞かれるとアヒルバトラーですが……ってしか答えられないんですが……。なおあざらしは実際にアヒルバトルを経験はしてないです(アヒルバトラー島行きたかったけどさあ!!!)
正確な経緯は実はあざらしよくわかってないんですが、広義の定期ゲーであるシマナガサレで湧いて出たホビアニ概念であるという認識をしています。何?
とはいえ概念それ自体はオリジナル概念なのでつまりアヒルバトラーの本はコミティアで買える。最高。
#同人誌感想
『一六五大橋の土産話 史上最低の無理心中』(URN(骨壺)/宮沢 原始人さま)
https://urn.booth.pm/items/6200376
「歓楽街でホストと風俗嬢がトラブルになり借金を残して心中するかんじの現代伝奇風ホラー」と説明があるんですけれども、確かにそうだけど……そうだけど……!?ってなるの本当にアオリが上手いな~と唸ってしまいます。
史上最低の無理心中、最初から最後まで読めば言葉通りではあり、けれどもその「無理心中」に至るまでのストロングO太郎の有様、彼と「彼女」がたどった経緯と、まさしく物語の中では異様な「エキストラステージ」である最終話、でもそれが彼にとっては必要であったこと。
何よりもこれが「喜劇」と銘打たれている、ということ……。唸り続けています。
以下ぼんやりと取りとめもなく感想。
宮沢さんのお話は読んでいてどうにもひりひりする、何なら直接的に心に踏み入ってくるような、柔らかなところ、あるいは後ろ暗いところを暴き立てる側面がありながら、エンターテインメントでもあるというところが本当にすごいと思っていて。故にこそ心惹かれる、覗かずにはいられない、そして自分自身にも何かを突き付けられる、そういうところがあるな……と思っています。
一六五という街の猥雑な賑やかさ、乱痴気騒ぎの雰囲気、常にハレとケが入り混じっている感じというか、その境界線があやふやな感じにひとつの「舞台」を感じます。まさしく心中劇の「舞台」であり、儀式の場でもある、ような。そもそも舞台ってどこか儀式と結びついているものだものなぁ、みたいな感慨……。
そんな、その舞台の上の人間たちにとっては日常となってしまっている乱痴気騒ぎの中で、一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、ばらばらであったさみしい人たちが手を取り合った感じ、きっとほとんどの人にとっては忘れ去られてしまうようなもの(それこそストロングO太郎があの末路をたどったように……)、でも、その瞬間は確かにあったんだ、ということに思いを馳せます。
全てが全て「どうにかなる」わけなんてなくて、でも、そこには足掻いたひとがいて、その足掻きを受け止めたひとがいて、そんなこと知らないけど、でもふと、そこに手を伸ばしたひとがいて。
いろんな人たちがちょっとずつ絡み合って、あの物語が出来上がっているということ、そこには確かに一抹の煌めきのようなものがあるのだよなあ……、みたいなことを、延々と思っています。
喜劇、喜劇であるな……。お筏ちゃんがそうであったように、ストロングO太郎もまた、それを「悲劇」にはしないということ。できない、なのか、しない、なのか、それは正直あざらしには判別しかねるけど、でもエキストラステージで舞台に立ち、全てをぶちまけて、その果てに笑いを得たこと、それが彼にとって必要だったということ、それを思うんですよね……。
あと二色刷りになるところが、「お筏ちゃん」の登場した瞬間からお筏ちゃんを葬るところまでであるところが最高すぎて延々と噛み締めてしまいます。
あの時点で「こちらがわ」と「あちらがわ」の境界線を踏み越えたというか、正しくは境界線を踏み越えようとする中間地点でとどまっている感じ、物語中でも言及されていた、事物の超自然的見当識喪失の只中にある感覚というか……。
ハレの舞台であり、それ自体がひとつの異界であり、お筏ちゃんという存在に支配されている場であり、それをぶち破って現実に引き戻す(あるいは引きずりおろす)までの手続き。
漫画、という形であるからこそ、それも紙に印刷された本であるからこその壮絶さというか……。迫力が直に伝わってくる感じが、本当にすごいなと思うのです。
(もちろん電子書籍でも全然可能だとは思うのですが、紙の感じ、印刷として載せられた粒子の感じというか……、「手触り」も含めての感触だなあ、と紙の本を好むあざらしは思います)
畳む
#同人誌感想
https://urn.booth.pm/items/6200376
「歓楽街でホストと風俗嬢がトラブルになり借金を残して心中するかんじの現代伝奇風ホラー」と説明があるんですけれども、確かにそうだけど……そうだけど……!?ってなるの本当にアオリが上手いな~と唸ってしまいます。
史上最低の無理心中、最初から最後まで読めば言葉通りではあり、けれどもその「無理心中」に至るまでのストロングO太郎の有様、彼と「彼女」がたどった経緯と、まさしく物語の中では異様な「エキストラステージ」である最終話、でもそれが彼にとっては必要であったこと。
何よりもこれが「喜劇」と銘打たれている、ということ……。唸り続けています。
以下ぼんやりと取りとめもなく感想。
宮沢さんのお話は読んでいてどうにもひりひりする、何なら直接的に心に踏み入ってくるような、柔らかなところ、あるいは後ろ暗いところを暴き立てる側面がありながら、エンターテインメントでもあるというところが本当にすごいと思っていて。故にこそ心惹かれる、覗かずにはいられない、そして自分自身にも何かを突き付けられる、そういうところがあるな……と思っています。
一六五という街の猥雑な賑やかさ、乱痴気騒ぎの雰囲気、常にハレとケが入り混じっている感じというか、その境界線があやふやな感じにひとつの「舞台」を感じます。まさしく心中劇の「舞台」であり、儀式の場でもある、ような。そもそも舞台ってどこか儀式と結びついているものだものなぁ、みたいな感慨……。
そんな、その舞台の上の人間たちにとっては日常となってしまっている乱痴気騒ぎの中で、一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、ばらばらであったさみしい人たちが手を取り合った感じ、きっとほとんどの人にとっては忘れ去られてしまうようなもの(それこそストロングO太郎があの末路をたどったように……)、でも、その瞬間は確かにあったんだ、ということに思いを馳せます。
全てが全て「どうにかなる」わけなんてなくて、でも、そこには足掻いたひとがいて、その足掻きを受け止めたひとがいて、そんなこと知らないけど、でもふと、そこに手を伸ばしたひとがいて。
いろんな人たちがちょっとずつ絡み合って、あの物語が出来上がっているということ、そこには確かに一抹の煌めきのようなものがあるのだよなあ……、みたいなことを、延々と思っています。
喜劇、喜劇であるな……。お筏ちゃんがそうであったように、ストロングO太郎もまた、それを「悲劇」にはしないということ。できない、なのか、しない、なのか、それは正直あざらしには判別しかねるけど、でもエキストラステージで舞台に立ち、全てをぶちまけて、その果てに笑いを得たこと、それが彼にとって必要だったということ、それを思うんですよね……。
あと二色刷りになるところが、「お筏ちゃん」の登場した瞬間からお筏ちゃんを葬るところまでであるところが最高すぎて延々と噛み締めてしまいます。
あの時点で「こちらがわ」と「あちらがわ」の境界線を踏み越えたというか、正しくは境界線を踏み越えようとする中間地点でとどまっている感じ、物語中でも言及されていた、事物の超自然的見当識喪失の只中にある感覚というか……。
ハレの舞台であり、それ自体がひとつの異界であり、お筏ちゃんという存在に支配されている場であり、それをぶち破って現実に引き戻す(あるいは引きずりおろす)までの手続き。
漫画、という形であるからこそ、それも紙に印刷された本であるからこその壮絶さというか……。迫力が直に伝わってくる感じが、本当にすごいなと思うのです。
(もちろん電子書籍でも全然可能だとは思うのですが、紙の感じ、印刷として載せられた粒子の感じというか……、「手触り」も含めての感触だなあ、と紙の本を好むあざらしは思います)
畳む
#同人誌感想
人に比べてアンテナがめちゃくちゃ低い気はするんだけど、これは高くしたときの情報の取捨選択が下手なのもありそうだなあ。
少しでも強い言葉を目にしてしまったりすると、その意見自体が自分にとって賛成できることであったとしてもかなりしんどくなってしまうし、同じようなことを考えている自分のことも嫌になってしまう、みたいな悪い循環がありそう! 反対の意見であるなら言わずもがな、思考がそれ以上先に進まなくなるしね~。
結果としてあんまり情報そのものを目にしない、みたいな悪い方向性の防衛が働いてる気がする!
完全にフラットな情報はそもそもあんまり頭に入りづらいからつい言葉の強いものに目が行っちゃう(また、完全にフラットなことはそもそもないと言うべきかもしれんが……)といえばそうなんだけど、それにしても言葉の使い方と影響については考えさせられちゃうとこ、あるな……。
少しでも強い言葉を目にしてしまったりすると、その意見自体が自分にとって賛成できることであったとしてもかなりしんどくなってしまうし、同じようなことを考えている自分のことも嫌になってしまう、みたいな悪い循環がありそう! 反対の意見であるなら言わずもがな、思考がそれ以上先に進まなくなるしね~。
結果としてあんまり情報そのものを目にしない、みたいな悪い方向性の防衛が働いてる気がする!
完全にフラットな情報はそもそもあんまり頭に入りづらいからつい言葉の強いものに目が行っちゃう(また、完全にフラットなことはそもそもないと言うべきかもしれんが……)といえばそうなんだけど、それにしても言葉の使い方と影響については考えさせられちゃうとこ、あるな……。
今ものすごーくブールドネージュが食べたく、ひとつ食べたら即座に満足しそうではありつつ、でも食べたい。
クッキーの類は、口内炎がないうちに食べねばならぬのでね……。口内炎あるとクッキーは地獄よ。
あとお菓子だとアーモンドフロランタンが大好きなんだよなあ! アーモンド味のものはだいたい好きってのがあるんだけど、アーモンドフロランタンの贅沢さがほんとに好き。
カロリーを考えるとなかなか手を出しづらいのも事実ではあるんだけど! でも食べたい!
#のみくい
クッキーの類は、口内炎がないうちに食べねばならぬのでね……。口内炎あるとクッキーは地獄よ。
あとお菓子だとアーモンドフロランタンが大好きなんだよなあ! アーモンド味のものはだいたい好きってのがあるんだけど、アーモンドフロランタンの贅沢さがほんとに好き。
カロリーを考えるとなかなか手を出しづらいのも事実ではあるんだけど! でも食べたい!
#のみくい
最近寛容さがかなり薄くなってる気がするから気をつけなければなあ~。
別にわかんなくてもよいのだが、「そういうのもあるのだなあ~」みたいなありのままをとりあえず拾い上げる感覚を忘れないようにしてゆきたい!
自分は自分、ひとはひとであり、自分のそれが別に誰に毀損されるわけでもないように、自分もまたひとのそれを毀損してはならないということ……。
どうしてもなんか最近心が狭い感じがするため、のびのびとした感覚、忘れないように生きてゆくのだ。
別にわかんなくてもよいのだが、「そういうのもあるのだなあ~」みたいなありのままをとりあえず拾い上げる感覚を忘れないようにしてゆきたい!
自分は自分、ひとはひとであり、自分のそれが別に誰に毀損されるわけでもないように、自分もまたひとのそれを毀損してはならないということ……。
どうしてもなんか最近心が狭い感じがするため、のびのびとした感覚、忘れないように生きてゆくのだ。
コミティア150、40周年記念回ありがとうございました!
いっぱい遊びに来てもらえてよかったな~。
新刊や無配はなかったのだけど、意外と来てくれる方がいらしてよかった。初見と思しき方もちらほらおり、楽しんでいただけたらいいなあ!
自分で楽しいものを書いているのは間違いないのだが、その楽しいを少しでも共有できるのはめちゃくちゃハッピーなことであると思うため。
またいろんなものをサボっていたがそろそろ元気になってゆかねばな……!
いっぱい遊びに来てもらえてよかったな~。
新刊や無配はなかったのだけど、意外と来てくれる方がいらしてよかった。初見と思しき方もちらほらおり、楽しんでいただけたらいいなあ!
自分で楽しいものを書いているのは間違いないのだが、その楽しいを少しでも共有できるのはめちゃくちゃハッピーなことであると思うため。
またいろんなものをサボっていたがそろそろ元気になってゆかねばな……!
とりあえずこれでほぼ書きためてたやつはおしまいなので、しばしお休みも妥当のラインと考える~。
Xがどうして殺人鬼をしてたのか、「私」の探し物は見つかるのか、そういうのをオープンにする話も少しずつ盛り込みたいな~とは思いつつ。前者は微妙に04で語られるのであとはやはり「私」の話を少しずつしてゆきたいな!
あと05、06くらいで一旦締めたいかな~とも思うのだけど、書ける限りは書きたいからこれはあくまで今のところそういう気持ちという話!