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幸福偏執雑記帳
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2024年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

苦手の話をちょこちょこしてる(おおっぴらにするのははばかられるからここでしてる)のは、創作においては結構この「引っかかり」の部分こそが創作の種だと思ってるからである。
あざらしはどうしてもそこを深堀りするのは苦手なんだけど、苦手を見つめることに伴う精神的ストレスと創作の楽しさを天秤に掛けて後者が勝つ範囲でなら向き合ってもいいかな~と思う。
自分が書いてて楽しい話を書きたいので、なんかこう、いい感じに苦手を解きほぐしてすっきりできるといいな~というところ。

なんとなくひさしぶりに少年少女にフォーカスした話が書けないかな~と思っているんだけど、どうかな……!
少年少女の感覚でなくなって久しいとこはあるんだけど(特に「今」の少年少女感覚は全然わかんない)、でもなんかその頃の何でもできるって気持ち、何もできないって気持ち、どっちもあったな~みたいなところ、少し思い出していけたらいいなあ。

なんか、全然縁のなさそうな少年少女があるきっかけで集って、やがてまたそれぞれの生活に戻っていく(ただ、それぞれの関係はうっすら続くし、彼らの日々も少しだけよりよくなってる)……みたいなの書きたいかも。
あざらしは「末永く幸せに暮らしました」も好きなんだけど、一方で別れを告げてそれぞれの道に向けて歩いていく話も好きなので、なんか自分で書くと後者になりがちなんだよな。

創作

あざらしが乗れるラインと乗りきれないラインについて考えている……。
それこそ苦手な話題でも面白く食べられるものもあるし、好きな話題のはずなのだけどなんとなく肩すかしを食らったような気持ちになることもある、ということ。
好きなもの、好きであるがために自分の中に言語化できてない「かくあるべき」みたいなものあるのかもなあ……。

テイルズシリーズでいうとファンタジアはめちゃくちゃ好きだけどエターニアはやや苦手みたいなとこなんですが(何も伝わらない)。
なおアビスは天元突破的に好きなところがありそこが好きなためにどうしてもシナリオやキャラクターと相容れなくて泣いてる。向いてないよ!!!
アビスはまあまあ説明つくんだけどエターニアがやや苦手にカテゴライズされてる理由は上手く説明できないんだよなあ~……。
あ、ただ、「血筋」とか「家族」とかに比重がかかりすぎると苦手なのはあるかも! それが肯定的なものならまだいいんだけど、上の世代から本人の意思と言い切れないやり方で負の遺産を背負わされてしまうタイプの話が全体的に苦手なのはある……(エターニア、あざらし視点だとかなりその色が強いなと思ってて……)
肯定的でもそこだけを依拠にするのはやや苦手かもなあ……なんかあざらしは「家族」というものに高い理想を持ちすぎているとこはある。

いま

四畳半タイムマシンブルース聞いてる!
ヴィダルサスーンだ!!!(やっぱ、これがないとね!!!)
段々タイムマシンブルースの気配が出てきてわくわくしてきた~!
いや~このくだくだしい言い回し好きすぎる……なんかこう、くだくだしいし腐れてるのは間違いないんだけど、そんなにいやらしくないというか、なんかそのダメさが愛しいんだよなあ~……。

そういえば羽貫さんってペンギン・ハイウェイのおねーさんと同じラインの人なのかな? 森見さんの話って全体的にふんわり共通したラインの人たちで描かれてる印象あるけど……。
ペンギン・ハイウェイは実はあんまり好きになれなかったんだけど(なんか絶妙にあざらしのSFを楽しむツボからも、関係性を楽しむツボからもはずれていた、というか……)今改めて見たら楽しめたりしないかなあ……?

読み物

眼精疲労で土日を棒に振ったので少しずつ改善されるといいなあ~!
今日もちょっとしんどいけど目をいたわりつつなんとかかんとか。

いま

Audibleに手を出してみている。
四畳半タイムマシンブルース聞き始めたんだけどこれ音で聞くと独特の楽しさがあるなあ~。
森見さんの節回し、声に出すと楽しいとこあるのかもしれない……。リズミカルでいいよねえ、あのくだくだしい節回し。
四畳半神話大系、内容としては全然覚えていないんだけど、何となくあの悪い夢のような(ものすごい悪夢ってわけじゃなくて、熱に浮かされてみる夢、程度の意味)感じがめちゃくちゃ好きだったな……と思っている。
あざらしが森見さんの話かなり好きなの、たぶんあざらし自身がかなりああいう大学生だったから(あんなんではないが、スタンスとして)かもしれんな。いい大学に行ったという自負と尊大さがありながら、実際には何ができるわけでもなくぼんやり過ごす大学生であることよ……。
それでいてあざらしは大学が好きになれなかったからこそ、そこにあざらしの夢見たような、俗でごたごたしいファンタジー・キャンパスライフを置いてくれてることへの嬉しさがある。

読み物