home book_2
chat
シアワセモノマニア
シアワセモノマニア

シアワセモノマニア

ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

映像52件]3ページ目)

アニメ『xxxHOLiC』を12話まで観たである!

2006年のアニメ。期間限定でYouTubeで24話まで観れるらしいのでゆるゆると観ていたのであった。
あざらしの知識は原作漫画で少し。ただ、確か大学の時の文藝部でちらっと読ませてもらっただけとかそういうレベルだったので四月一日という名前をかろうじて覚えている程度。

アニメ、あざらしの好きな味だなあ~。コミカルな調子も混ぜ込みつつ、どこか不穏な感じがずうっと流れているような。紙一重のところにある妖しの世界がちらちらと見えてる感じ、たまらなく好きなんだよな~。
そして、出来事に対するスタンスもめちゃめちゃよくて。きっかけを与えはするけど、それ以上はあくまで自分で気づいて、自分で対処しなければならないというスタンス。基本的に主人公たちは出来事の当事者ではなく周縁の人物であるという……その距離感みたいなものがとてもあざらしの好みなんだね!
あと、ひとでなしと人の感覚の違いとかもわくわくするので、そういうのを描いてもらってるのも嬉しいな!

こういう味わいのお話なんかよいな~自分でもこの絶妙な後味の感じが書ければよいな~と思うよ~!
ぱっと解決するのも好きだけど、不穏な後味が残るのも好きで……。この手のざらっとした後味、自分でも書けると絶対楽しいだろうな。

シアワセモノマニアの名前が泣くぞ青波。はい。

映像

アンナチュラル感想:最終話(初見)。
うわあああああんよかったあああああ!!!
いやMIUであの時代のUDIラボが出てきてたから大丈夫だと信じてはいたけど、それでも未来というか「UDIラボの彼らの日常」が戻ってくるエンドですごくよかった!!
今回あざらしの中で最もその後の動向を危惧された(だってMIUでも全然気配が感じられなかった……!)六郎くんもああいう、きちんとけじめをつけた戻り方をしてくれてめちゃくちゃ安心しちゃったよおおお六郎くん……えんえん……。
それにつけても、犯人に対する三澄さんの「同情する」という言葉の力よ……。今まで「同情なんてしない」と言っていた三澄さんが、「同情する」という言葉を刃として振るったの、いっそヒュウ~!!!という気持ちになったよ! ある意味似ているといえる、「母親」の影を背負いながら、片やその不条理と戦い続けていたひと、片やそこで時間を止めてしまったひと。これは、三澄さんじゃないと言えない台詞だったろうなあと思うよ。
あと3話で本当に嫌な奴パワーを発揮していた検事さんといい、全編通してUDIから見るとちょっと嫌らしい立ち位置だった編集者さんといい、彼らの醸し出す「やな感じ」はそのままに、それでもそれぞれがそれぞれの目指す場所に向けて動いていて、その焦点がUDIの目指す場所とも一致するタイミングがとてもよかったなぁ、と思う。もちろんまたそこからそれぞれの道に進んでいくんだろうけど、それでいいんだなあってなる。
あと、中堂さんの抱えているものに、あそこまできちんとした解決が用意されていたってのが……すごく、びっくりしたというか……、ゆきこさんの死ともう一度向き合った上で、それが犯人の「殺人」を裏付けることにもなっていて。ゆきこさんのお父さんとも今度こそお話ができて、中堂さん……よかったね……。
あっ、あと中堂さんと宍戸さんとのやり取りで、テトロドトキシンとか、エチレングリコールだとか、1話の「名前のない毒」の話が今度中堂さんの手によって振るわれるような形になってたのがよかったですね。最初から最後までを貫いた、「未来のための医学」であるというところを六郎くんが宣言するところとか、もうね……最高……。
そうそう、MIUでUDIにいたのに、果たしてムーミンいつ帰ってくるんだろうと思ったら最後の最後なんだね……w スナフキンだと思えば大丈夫ってちょっと笑っちゃったよ……ずるい……www畳む

映像

アンナチュラル感想:9話(初見)。
ええええん……続きが気になるよぉ……。
っていうか8話がああ終わったのに犯人その人なの!? という……やばいな……。
次回どうなっちゃうんだよ~! 最終回まで色々持ち越しまくってて不安がふあんふあんしちゃうよー!!
あ、あと中堂さんやっぱり昔からクソって言ってたんだね……そこは変わらないことに無駄に安心したよ……。
やっぱり中堂さんのあの口の悪さは素なんだね……という謎の安心感よ。
今回の謎もかなり面白かったな~! すごくミステリの感じだった。本来あの場にありえない蟻酸からホルマリンを導き出すところ好きだよ……。三澄さんと中堂さんの二人が並んでる構図もめちゃよいのだよなぁ。好き。
でもやっぱり最終回直前ってこともあって笑いどころもちょっと少なめでひたすらひやひやだよ~!
唯一の癒しである東海林さんもペースが狂っちゃってて大変だ!
それと、ついに六郎くんに追及の手が伸びそうで「あああ」となる……。いや、いつかは解決しないといけない部分だとは思ったんだけど、それ最終回まで引っ張るのか! ってところでめちゃめちゃひいいいいという気持ちだよお。
最後の最後まで目が離せないというか最終回早く見たい!! 来週まで待つけど!!畳む

映像

岸辺露伴は動かない感想:D.N.A(初見)。
最初の方の展開はなんかぞくぞくする感じだったけど、こう……ちょっといい話っぽい、あったかいまとまり方をしていたなぁ……。連作の終わりに相応しい後味のお話だったなと思う。
やっぱり演出の妙なんだよな~。画面の作り方が相変わらずうまい。今回のヘブンズ・ドアーは人をそのまま本にしてしまう感じで、その本の形も人それぞれ(泉ちゃんが雑誌の形をしている……!)のもよかった。太郎くんの本は途中の黒塗りのページを経て、紙の色が変わっているところとか、仕掛け絵本とかほんとにね……ああ……ってなる……。
何と言うか、不思議をある程度不思議のままにしておいてくれるお話であったのもよいところだと思っていて、結局どこからどこまでが「偶然」なのかよくわからないんですよね。露伴先生は「普通」というのは何か? と問いかけたうえで、その「普通」を懐疑する態度を崩さないのが良きところだなあと思っている……。
それにしても、ある意味泉ちゃんは失恋を「していた」のかもしれないなあ。実際のところ泉ちゃんの求めていた「太郎くん」は既にそこにはいなくなっていた……きっとあの瞬間には死んでいたのだろうなということ……。ハッピーエンドっぽい物語の筋書きの側で、ちょっと切ない後味なのが素敵だなと思うなどしている!畳む

映像

岸辺露伴は動かない感想:くしゃがら(初見)。
十五先生、完全にジョジョの世界の人だ!!! 動きから何から完璧にジョジョ!!! すごい!!! 露伴先生もすごいなと思ったけど、十五先生の迫力はやばかった……やばいよ……。
動の十五先生と静の露伴先生のやり取り、めちゃくちゃ見入ってしまった。序盤とかほぼ向かい合って会話しているだけなのに全然ダレないのすごいな~!
あと「くしゃがら」という言葉が導くものにぞっとするなど……。伝染する言葉、禁止されている理由……。そうやって人と人の間を渡り歩き破滅させていく「くしゃがら」……いやほんとホラーだったわ……十五先生の常軌を逸している挙動がものすごくて、ほんとにドキドキしてしまった。上手いな~!!! ピザ持って窓にびたん、ってするシーンとか完全にジョジョの絵で想像できてしまったもん。すごい。
それと、オチのおことわりがすごくよかった。現実と虚構の狭間にあるなって感じで……。「視聴者の皆様の安全のため」か~ふふふ!!! それじゃあ仕方ないね!!!

これはインタビュー記事
https://realsound.jp/movie/2020/12/post-...
畳む

映像

岸辺露伴は動かない感想:富豪村(初見)。
あざらし、ジョジョ4部好きでもちろん露伴先生も好きなのだけど『岸部露伴は動かない』は通って来てなかったんですよね~。
泉ちゃんめっちゃめちゃかわいいな! およふくかわいいかわいい。
露伴先生もそうなんだけど、服装やら動きやらなにやら、現実からちょっと浮いてるんだけど、この物語の中ではきっちり「そういう存在」として浮かずに存在している辺りが最高。実写なのにジョジョしている……すごい……。
あとヘブンズ・ドアーを使った時に、人によって紙面が全然異なるのがすごくよかった。泉ちゃんの紙面やたらかわいいw
あえてスタンドという言葉を出すことなくヘブンズ・ドアーの能力を物語内で語ってるのがすごくよかったなあ。あくまで岸部露伴という人物を中心にした物語として据えてあって、ここから入る人にもとても親切を感じる。
話としては結構ホラーの文脈で、マナーを試されてるところめちゃめちゃ緊張感があったな……そういう緊張感の演出もとても上手いし、そこからの切り返しもよかった。「だが断る」もしっかり聞かせるサービス精神旺盛なお話!
露伴先生相変わらず性格に問題ある感じだったね!!! そこが好きだよ!!! めちゃくちゃ悪い笑顔だったよ!!!
続きも楽しみだな~!!!畳む


あとこの動画よかったね~ 部屋から動かないだけの動画なんだけどw

映像

アンナチュラル感想:8話(初見)。
うええええええん(ぼろぼろ泣いてる)。
「遥かなる我が家」っていうタイトルがもう……もうさぁ……。
自分が帰る場所、おかえりって言ってもらえる場所……ということ……。
それぞれがそれぞれの帰る場所に帰っていく、その過程がすごく丁寧でよかったなあ。
ろくでなしだと思われていた人物が実はその場の全員を救うために命を懸けたのだということを丁寧に紐解く過程もそうだし、奥さんを失ったまま時間を止めていた屋敷さんと所長、そして六郎くんのやり取りもそうで。
その上で父親から突き放された六郎くんに「おかえり」って言うUDIラボの面々がさ~~~~!
そうだよねえ、そういう……そういう場所があってよいのだ、ということ……。
死に対する立場の表明もよかったなあ。それはバチなんかじゃない。死を忌まわしいものとしてはいけない。
なんだかすごく色々な大切なものがぎゅっと詰め込まれてて、すごく……すごくよかった……。
あと今日の中堂さんのコーナーなんだけど、中堂さん随分柔らかくなったよね……ほんとね……。
六郎くんと一緒に飲みながら所長の話してるシーン最高によかったし、三澄さんに恋人の話をしていたとき、三澄さんの言葉に対する反応がすごく柔らかくて。最後のシーンでも普通にみんなと一緒にいて、そのこと自体にきゅんとしてしまったよ……!! だからこそ次回が!! 次回がね!! ついに来てしまったなって感じするんだけどね!! たのしみだなあ!!(血涙)畳む

映像

アンナチュラル感想:7話(初見)。
つら……つらすぎて上手く感想が書けそうにないよ……。
なんというか、これに関してはなんとも言えないというか、どれだけ言ってもどうにもならない(本当に告発したかったひとには届かないであろう)というところがね……。でもどこまでもそれは……罪なんだよ……。
なんで罪として裁かれないのかなあ。いじめ、なんて言葉で称されてるそれは侮辱罪であり暴行罪なのに。ただしく裁いて、そして、正して未来に向けられるようにならないのかなあ。
被害者はもちろん憂いのない未来を得るべきだし、加害者だってまた正しく教育を受けて未来に向けて正されるべき、なのではないかな……と思うよ……。その機会すら与えられないってのが、本当につらい。
それはそれとして中堂さんのあれこれにめちゃめちゃ笑った。未だかつてなく機敏に動く中堂さん。クソって言ったことに対してすみませんって言わされちゃう中堂さん。かわいいね。
かわいいし、ラストね……。ラスト……三澄さんに協力を要請した中堂さんの心境の変化。
なんというか、白井くんと対面して、中堂さんにもめちゃくちゃ思うことがあったんだろうなと……思う。殺すこと、殺されることにそういう哲学を持っている危うい心理のひとだけど、中堂さんという人自身は、実際には白井くんに対して投げかけたような言葉を思う人なんだなっていう……ね……。あれがただその場を切り抜けるための方便だったとは、やっぱり、思えないわけでね。
いやほんと今回の中堂さんめちゃめちゃ癒しだよ……。随分態度も軟化したというか、あのメンバーの空気に溶け込めるようになってる中堂さんとてもよかった。ありがとう中堂さん。畳む

映像

Paraviの無料期間を利用してクレイジージャーニーを見ている!
(MIU404ディレクターズカット版を見るためにParaviの無料期間を利用していたという背景があります)
いやー、ほんとにクレイジーだよ~!! 見たことのない世界へ足を踏み入れていくひとたちが、みんなどこか独特な目つきをしているのが印象的で……その話をするときに必ず楽しそうにしているのが印象的ですね。何かとてもいい顔をしているんですよ……どの旅人さんも……。
あ、でもリヤカーマンの回は微妙に空気感が違いましたね。旅をしている間は旅をしなくていい理由を探してる辺りとか最高に面白かったです。嫌ならやめていいんだよ!!!!www
まだParaviで配信されてる分全部は見られてないので、無料期間が終わる前に見れたらいいなあ~!

映像

MIU404ディレクターズカット版完走しました(7話飛んじゃってるけど……)!
あざらしは志摩さんのファンなので志摩さんの話をします(おい)。
11話、志摩さんサイドの悪夢(あのシーンはバッドトリップだとするお話に則る)、かなり志摩さんの台詞が増えてておかげで結構イメージ変わったなあ……! 「俺は他人のことなんてどうだっていいんだ」「人間らしく振る舞っているだけ」、に加えて、「もうつかれた」っていうのが……うう……。RECのところでも「つかれた」って言ってた通り、それもまたある意味志摩さんの内心ではあったんだろうな。そういうところも含めて、やっぱり伊吹さんというひとの熱とか引力とか、なんというかが志摩さんの「人間らしさ」であったり、ともすれば怜悧すぎる「正しさ」のために暴走しそうになる精神をこっち側で繋ぎとめてるのかもなぁという……気持ちになる……。
「伊吹が不幸になるんとちゃう?」「言ったろ、本当の俺は、自分勝手なんだよ」っていうやり取りめちゃ最高でしたね。どこかでそういう自分を認識している志摩さんであること。いいな……いいよ……。

ここからはどこまでもあざらしの感覚のお話なんだけど、あざらしね~、この話の中では志摩さんが一番「正義」寄りだと思ってて、といってもどこまでも「あざらし基準の正義」というやつなんだけど。ルールに則った「正しさ」というか……。ひとを律するものというか……。否定する要素はないのに、どこかに冷たさを孕んだ刃のようなもの。
その正義を他者に振るうことに、本来は何の躊躇もないタイプの人なんだろうなって思うんだよね。それが6話の香坂さん周りの出来事で疵を負ったことで、その暴力性をことさら認識するようになった(それでも彼は正義であることを止めないというか、それが彼の刑事としての振る舞い方なのだけれども)。「正義」を標榜するのを嫌うけれど、彼は最も「正義」の側にいると……あざらしは思うのである。伊吹さんは「正義」ってよりはあざらしの感覚だと「やさしさ」「良心」だと思うので。そんな感じ……。畳む

映像