No.120, No.119, No.118, No.117, No.116, No.115, No.114[7件]
「近頃は随分明るくなりましたね。……外は暑いですか?」
Xに発言を許可すると、そんな他愛ないことを話し出した。
当初は必要最低限のことしか話そうとしないXだったが、最近は少しずつ、世間話のようなやり取りが成り立ちつつある。果たして、それを喜んでいいのかはわからなかったけれど、別に私からXに会話を禁じているわけではないので、軽く応じる。
「そうね。そろそろ夏も本番という感じ。あなたは、夏は好き?」
「暑いのは苦手ですが、夏の風景は好きですよ」
夏の木々の濃い緑だとか、明るい色で咲き誇る花だとか、青空にかかる入道雲だとか、ぎらぎらと照り付ける太陽が生み出す風景の陰影だとか。そういうものを好ましく感じるのだと、Xはぽつぽつと言う。
「そういう風景を目にすると、ああ、今、自分は生きているな、と、思うんですよ。これは夏に限ったことでは、ありませんが」
――それでも、特に「夏」という季節に、それを感じる、と。
Xは言って、窓のない研究室の壁に視線をやる。その向こうに広がっているだろう、夏の風景を思うように。
もう二度と目にすることはない、夏の風景を思うように。
#無名夜行
Xに発言を許可すると、そんな他愛ないことを話し出した。
当初は必要最低限のことしか話そうとしないXだったが、最近は少しずつ、世間話のようなやり取りが成り立ちつつある。果たして、それを喜んでいいのかはわからなかったけれど、別に私からXに会話を禁じているわけではないので、軽く応じる。
「そうね。そろそろ夏も本番という感じ。あなたは、夏は好き?」
「暑いのは苦手ですが、夏の風景は好きですよ」
夏の木々の濃い緑だとか、明るい色で咲き誇る花だとか、青空にかかる入道雲だとか、ぎらぎらと照り付ける太陽が生み出す風景の陰影だとか。そういうものを好ましく感じるのだと、Xはぽつぽつと言う。
「そういう風景を目にすると、ああ、今、自分は生きているな、と、思うんですよ。これは夏に限ったことでは、ありませんが」
――それでも、特に「夏」という季節に、それを感じる、と。
Xは言って、窓のない研究室の壁に視線をやる。その向こうに広がっているだろう、夏の風景を思うように。
もう二度と目にすることはない、夏の風景を思うように。
#無名夜行
予定を入れると予定が動く、というのを体感している感じだなあ~
ここ数日でぎゅんぎゅんやることが増えてびっくりしている!
今はあまり創作に頭が傾いていなくて、停滞してしまっているので、これもいい刺激になればいいなあ。
と言っても、しばらくは零錆戦線の日記に意識を取られる予感がしているのだけど、これはこれでものを作ることになるので……真面目に頑張りたいなと思っている……!
ここ数日でぎゅんぎゅんやることが増えてびっくりしている!
今はあまり創作に頭が傾いていなくて、停滞してしまっているので、これもいい刺激になればいいなあ。
と言っても、しばらくは零錆戦線の日記に意識を取られる予感がしているのだけど、これはこれでものを作ることになるので……真面目に頑張りたいなと思っている……!
8月から環境がガラッと変わることが予告されてしまったので頑張らねばならぬ。
7月のうちにできることしちゃわないとな、と思いつつ何も思いつかないのでダメです。
あざらしはいつもふわふわ生きております。ふわふわり……。
7月のうちにできることしちゃわないとな、と思いつつ何も思いつかないのでダメです。
あざらしはいつもふわふわ生きております。ふわふわり……。
リヴリーアイランドを始めたりしていた。コルヌレプスかわいいね。
リヴリー、昔ちらっとやってたことあるんですけど、何となく続かなかったのでかわいそうなことをしてしまった。
今度はスマホなので……ちまちまと……お世話できるといいな……!
リヴリー、昔ちらっとやってたことあるんですけど、何となく続かなかったのでかわいそうなことをしてしまった。
今度はスマホなので……ちまちまと……お世話できるといいな……!
MIU404感想:9話(2回目)
ここね~!!! 成川の件を自らの責任と考えて、だからこそ自分が、と動こうとするきゅーちゃんと、それを「公私混同だな」としながら「でも嫌いじゃない」って続くところよ!!! きゅーちゃんはよい仲間に恵まれたということ……。
前回のガマさんの件を経ての、伊吹さんの「許さない」って言葉がさ……すごく影を帯びて響くんだよなぁ~。でもその一方で「俺も許さない、だからそうなる前に捕まえるぞ」って続けてくれる志摩さんがそこにいてくれるということなぁ。
そして間に合ったねえ……間に合ったよぉ……!!!!
ハムちゃんを助け上げた時の伊吹さんねぇ……救われたって顔をしていると思ったんだよ……。
きゅーちゃんも、成川の手をきちんと掴むことができたんだよ……間に合ったんだよぉ……!!!! 「全部聞く」って言う言葉なぁ……!!! きゅーちゃん……きゅーちゃん~~~~!!!! きゅーちゃん好きになっちゃうよこんなん。畳む
ここね~!!! 成川の件を自らの責任と考えて、だからこそ自分が、と動こうとするきゅーちゃんと、それを「公私混同だな」としながら「でも嫌いじゃない」って続くところよ!!! きゅーちゃんはよい仲間に恵まれたということ……。
前回のガマさんの件を経ての、伊吹さんの「許さない」って言葉がさ……すごく影を帯びて響くんだよなぁ~。でもその一方で「俺も許さない、だからそうなる前に捕まえるぞ」って続けてくれる志摩さんがそこにいてくれるということなぁ。
そして間に合ったねえ……間に合ったよぉ……!!!!
ハムちゃんを助け上げた時の伊吹さんねぇ……救われたって顔をしていると思ったんだよ……。
きゅーちゃんも、成川の手をきちんと掴むことができたんだよ……間に合ったんだよぉ……!!!! 「全部聞く」って言う言葉なぁ……!!! きゅーちゃん……きゅーちゃん~~~~!!!! きゅーちゃん好きになっちゃうよこんなん。畳む
アンナチュラル感想:4話。(初見)
ううううう胸がぎゅっとする話だなって思ってしまう~。
工場長率いる工場の人たちが社長に反旗を翻して協力してくれるところめちゃよかったね……。
少年にお父さんのことを色々話してあげてたってのも……一抹の救いがあるよね……という……。
でもね、その一方で、確かに救いがあるけど、既に亡くなった人はどうしたって戻ってこないんだなあっていう、その空白を強く意識してしまったんだよな~。元よりアンナチュラルは死から始まる話だからそうなるのは当然なんだけど……。
子どもたちの幸せを願った、仕事に真面目に打ち込んでいた父親。
事故を起こしてしまって道路に倒れた時に、見上げていた花火……。別の場所で家族が見てた花火……。
胸がぎゅぎゅっとしてしまうよね……。
あと、東海林さんと三澄母がよかったね~!
話自体はかなり心の痛い話なんだけど、東海林さんがちょこちょこ引っ掻き回してくれるの気持ちよかったし、三澄母のパワフルさがすごく救いを感じさせてくれる……。母として、弁護士としてめちゃくちゃ力強い言葉をくれるの嬉しいな……。畳む
ううううう胸がぎゅっとする話だなって思ってしまう~。
工場長率いる工場の人たちが社長に反旗を翻して協力してくれるところめちゃよかったね……。
少年にお父さんのことを色々話してあげてたってのも……一抹の救いがあるよね……という……。
でもね、その一方で、確かに救いがあるけど、既に亡くなった人はどうしたって戻ってこないんだなあっていう、その空白を強く意識してしまったんだよな~。元よりアンナチュラルは死から始まる話だからそうなるのは当然なんだけど……。
子どもたちの幸せを願った、仕事に真面目に打ち込んでいた父親。
事故を起こしてしまって道路に倒れた時に、見上げていた花火……。別の場所で家族が見てた花火……。
胸がぎゅぎゅっとしてしまうよね……。
あと、東海林さんと三澄母がよかったね~!
話自体はかなり心の痛い話なんだけど、東海林さんがちょこちょこ引っ掻き回してくれるの気持ちよかったし、三澄母のパワフルさがすごく救いを感じさせてくれる……。母として、弁護士としてめちゃくちゃ力強い言葉をくれるの嬉しいな……。畳む
最終回まで一気に見ちゃったから主に最終回の感想になっちゃうんだけれども……一部10話の感想も含むかな……!!
とにかく10話~11話はこう……不穏の積み重ね方と、それを払拭する最後の畳みかけがすごい!
10話のラストで久住にしてやられてしまうわけで、それをきっかけに志摩さんと伊吹さんの間もぎくしゃくしてしまうわけだけれども。
このぎくしゃくしている間のやり取りもめちゃいいよね! 伊吹さんは盗聴なんて「慣れないこと=志摩さんがやってたようなこと」をして志摩さんの言葉を途中までしか聞き取れないまま駆け出して行ってしまう。その一方で志摩さんは伊吹さんが今までやっていたように、背後に微かに聞こえた音声を聞き取って伊吹さんを追いかける……。
志摩さんの暴走の方向性もさ……、今までは「ルールの範囲内での、刑事として許される手段の選ばなさ」であったのが、その「ルール」を守る意味を見失ってしまっていたから危うい方へと暴走していく感じがたまんないんだよなぁ。
そういえばうぃきぺでぃあ見てわかったんだけど、志摩さんが殺されて伊吹さんが久住を撃ち殺す構造って、あれドラッグによるバッドトリップだったんだね。普通に並行世界の描写だと思ってたんだけど(実際そういう側面はあるとは思うんだけど)、ある意味彼らの「想像する」最悪のシナリオ、だったのかもしれないなあ……。彼らの心の中から生み出されたイメージの形。
でも、それを、陣馬さんの目覚めからのきゅーちゃんの連絡というきっかけで打ち破って逆転するというのがたまらないよね……! これぞ4機捜の力であることよ!
最終話におけるきゅーちゃんの安心感、ほんとにすごくて、それこそ正義を歪めかねない勢いである伊吹さん・志摩さんに対して、きゅーちゃんはまっとうであり続けるんだよね。でも、そのまっとうさって、それこそ4機捜にいたから身につけられたものでもあって、だからみんなからもらったものを握ってそこに立ち続けていてくれたんだなあっていう……きもち……! きゅーちゃんのやり方で、守っていてくれたんだな、という……。
あと細かな部分だと、10話の志摩さんが桔梗さんちでうどん作ってるターンとその後の志摩さんと伊吹さんの会話が大好きとか、11話の桔梗さんたちとご飯食べてるハムちゃんがめちゃめちゃいいとか、色々あるんだけどね! あるんだけどね!!
あーーーーやっぱり最後まで見られてよかったなぁ……!! あざらしはこのおはなしがとても好きだよ。ちいさな希望の光と、祈りのお話であること。畳む