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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.2170

なんかあざらし男キャラの髪を切りがち(なんなら刈りがち)ということを考えて、そこに昨日から読んでるロード・エルメロイII世の事件簿を絡めて思ったことをふやふやと書く。

エルメロイII世ってめちゃくちゃ髪が長いおにーさんなんだけど(これは確か魔術の才能がないところをミリでも補助するためであり無意味な長さではなかったはず)、しかしその髪を自分では手入れし切れてなくて、弟子のグレイちゃんに毎朝ブラッシングしてもらっててめちゃくちゃかわいいんだよね。かわいい。
あと、あざらしはこの「髪の毛を人にさわらせる」ことにかなり特別感を感じてることにふっと気づいたんだよなあ!
自分の体の一部、特に頭部に属する髪を触らせるくらいには相手を信頼してるということ、委ねているということ、そういう間柄であること……。
なのでなんか余計にきゅんときてるとこありそう。いいよね、そういう師匠と弟子。

それはそうとあざらしが髪の極端に短いキャラを作るとき、それってだいたい「髪を触らせるような間柄の人がいない・作ろうとしていない」ひとなのではないかな……ということにふっと思い至ってしまってびっくりしていた。そうかも……。
比較的バランスを考えて作ってたつもりではあるのだけど、このあたり「見目を気にしない」あるいは「わざと短くしてる」タイプの人が多く、そういうひとってこう、誰かと並んで歩くことを考えてないみたいな造形に自然となってるみたいなところあって~。
卵が先か鶏が先かはわかんないけど、なんかそういう見方もあるのかもしれんな……みたいなことを不意に思ったのだった。

それはそうとエルメロイII世みたいなタイプの髪の長いひとはよいな~と思ったのでいつか作りたいな。

創作