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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.2883

ここしばらく、宮沢原始人さん『あくまのじがぞう展』のエッグラタン編を読み返しているのだけど(アドベントカレンダー的に守護悪人編のカルトの章がウェブ上で公開されたこともあり……)、やっぱりすごく面白いんだよな……。
ちょこちょこ合間に読んでるからまだ1巻を読み終わったくらいなのだけど、守護悪人編を5巻まで読んでから戻ってくると、そこにいる彼らの見え方というか、それぞれの持っている側面、「悪」と名付けられているものに、今まで以上に思いを馳せる感じというか。
エッグラタンにおけるカナリア集団の中のポジションと、「ひとり」でそこにいるときのポジションの違い、互いの領分、影響し合うもの、カナリアなるもの……。
なんか全然まとまらないけれど、そんな「ひとりひとり」あるいは「かれら」というまとまりを、抜群に面白い物語の形で描き出す手腕、惚れ惚れしてしまうよ~。

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