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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.948

『ゴールデンカムイ』2巻まで。
熊送りの儀式懐かしいな~!! 大学で学んだ記憶ある!!
結構あざらしの中での「儀式」や「祭り」の考え方の原点、方向性を定めたもの、みたいなところある。
神様が肉や毛皮をまとって降りてきて、人はそれを受け取ってまた神様を住処に帰すという儀式。
狩猟民族である彼らの文化の中では、動物が人間にもたらすものに、こういう意味付けがされてる、ということ……。
宗教って、確かに拠って立つ部分は「科学」とは全く異なるんだけど、でも「説明をつけるもの」なのだというのが根底にあるのだよね。
歴史的にそういう説明をつけるだけの理由があり、彼らの文化の中ではそれが真であるということ。
そういうお話めちゃめちゃ好きなんだよな~作品の中でのアシリパさんの立ち位置もめちゃよい。未来を見据えるアイヌであること……。
この辺りの話だけ延々と読んでたくなるのであざらしは好きではあるのだよね、この手のジャンルのおはなし。
それはそれとしてめちゃめちゃ冒険活劇をしているよ~!! この血生臭さもよきだな……(痛そうなシーンからは目を逸らしつつ)。
前々からツイッターでちらちらお見掛けしてて思ってたんだけど、やっぱり白石さんめちゃめちゃあざらしの好きなタイプの人の感じがする……。これからの活躍楽しみだなぁ!!
それから参考文献に見知った名前があってふふってなってしまった。お世話になった教授じゃん。ごめん先生、全然アイヌ語のこと覚えてない。

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