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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.99

舞台を見てると五月ならどの役やってそうかなーと思ったりする。
基本的に二枚目だけど、つまり「二枚目」ってことは主役ではないということなんだよね。
主役の横に立ってるイケメンポジション、ということ……。
五月自体は顔立ちから、どちらかというとクールめの印象を持たれがちかなとは思う。
ただ、本人がクールかというと全然そんなことはなくて、結構情熱の人なんだけれども……。
(その「本人」の話をされるのを五月はすごく苦手としているわけだが)
五月はどんな役を渡されても全力でこなすし、今までについたイメージを常に壊し続けていきたいと思っているんじゃないかな。
そんな人だから、「声がない」っていう「個性(とあえて表現する)」が付与されたことはかなりのディスアドバンテージだと考えている。
どうしたって、何を演じていたって「笹垣五月」というキャラクターを背負ってしまうというか。
その辺りを振り切って、自分にできることを、本当の意味で「何だって」する、というのが今の五月の課題なんだろな~。

創作