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シアワセモノマニア
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ハッピーをお届けする空想娯楽物語屋

No.505

>>504
あー、あとこれは……、当時は攻略動画すら見つけられずに死に体になりながら攻略したゲームの話なんだけど。
『ビューティフル コックローチ』……。
ビューティフル コックローチ
(Vector)
https://www.vector.co.jp/soft/win95/game...

ロメゾン
http://naught.ari-jigoku.com/

今サイト見たらサイト自体はともかくとして、ブログが2021年に更新された形跡があり暴走御殿さんーーーー!!!! ってなった……。生きてる……!!!!(今はもう2022年だがそれにしたって2021年の生存が確認できるのは大きい)

昨日LISAについてあれこれ調べてた時にふわっと思い出したんだけど、こっちはもうちょい手触りが柔らかいというか、描こうとしているもの、そのものがかなり前向きな話じゃないかな……と思っている。
設定やキャラクターの言動に猥雑な感じはあるけれど(アル中で元ヤク中の勇者とか、連発される下ネタとか、何故かパーティインするストリッパーとか……)、やろうとしていることそれ自体はすっごい王道で、とにかく全体的なバランス感覚が好きだったゲーム。
そう、こういう風に言っていいものかわからないんだけど、後味がとても爽やかだったんだよな……。
細かい部分はかなり忘れてしまっているけど、ほんと、ミケーレがよいお兄さんで……。悩めるからこそこうなったんだなあ、というのがよくわかる。勇者というもの。押し付けられる救済の役目。本当に、やろうとしていること、それ自体はあまりにも王道なんだよな……。そこがいい。
まあ、ゲームとして理不尽じゃなかったとは言わない。かなりバランスがガバい気がする戦闘(ただ、キャラクターの「役に立つ・立たない」がキャラクターの設定に依存していてそこはすごく面白い)。無駄に広すぎる城マップで挫折したプレイヤー何人いるんだろう。あと問答無用即死ミニゲーム(回避するにはトライアンドエラーが必須)とか……。
でも、そういう理不尽体験も含めてやってよかったな……と思えたゲームなので、あざらしはすごく印象に残っている。どうやってクリアしたのか全然覚えてないけど。

同じ作者さんの『X5 しあわせ粗製濫造装置』も好きだったな~。
こっちは前作で理不尽だった点がオミットされており(理不尽ミニゲームもスキップできる機能がついてる)、ほぼ読み物ゲーなんだけど、猥雑さやブラックな要素、それとストーリーの真っ直ぐさのバランスがめちゃくちゃ心地よかった。多分これは自分の好きなストーリーテリングだから、というか、波長が合っている、というのがあるんだろうけど。万人向けかどうかはわからない。
番外編の『sad but mad』までやると、クリス・フレイザー……となる。えーん……。
あざらしの連続殺人鬼というものに対する感覚、かなりこの辺りから来てる気がする。

とにかく今思い出しても好きだな……となる。
今ちらっとググってみたらビューティフルコックローチの実況動画あるっぽくて(Part29まであるが?)めちゃめちゃ気になってる。絶対完結してない気がするとこまで含めて。

遊び